中央大学のキャンパスで起きた教授殺害事件から1週間です。警視庁のその後の調べで、現場のトイレの壁に、滑り止め付きの軍手で触った痕があることがわかりました。 この事件は今月14日、中央大学・理工学部のキャンパスのトイレで、高窪統教授(45)が殺害されたものです。 警視庁のこれまでの調べで、トイレの引き戸に血が付いた手で触ったような形跡がなく、犯人が手袋を着用して犯行に及んだ可能性があるとみられていますが、その後の調べで、トイレの壁に滑り止め付きの軍手で触ったような痕があることが分かりました。 警視庁は、犯人が、凶器を持つ手がすべらないようにするため、軍手を着用し犯行に及んだ可能性があるとみて捜査を進めています。(21日11:15)