代理出産をめぐる様々な問題を再検討するため、日本学術会議が専門委員会の初会合を開きました。
この会議は厚生労働省と法務省の要請を受けて開催されるもので、17日の会議では代理出産を認めるかどうか、子供の法的な地位をどうするかなどについて、1年かけて議論することを確認しました。
代理出産については、2003年に厚生労働省の専門部会が「禁止する」という報告書をまとめましたが、法制化は難航していました。
その後、海外で代理出産で生まれた子供の戸籍をめぐる訴訟や、孫を代理出産する事例が起きるなど実態が先行する中、明確なルール作りが求められています。(17日19:56)