国家公務員の天下り規制をめぐって、渡辺行革担当大臣は、自民党の中川幹事長や片山参院幹事長らと相次いで会談し、公務員制度改革案の概要を説明して理解を求めました。
「幹事長は全面了解ですが、他の方はどうか知りませんけれども」(渡辺喜美行革担当相)
渡辺行革担当大臣は自民党幹部をまわり、国家公務員法改正案の概要を説明して、基本方針について大筋で了承を得たとしています。
ただ、焦点の新しい人材バンクに対する省庁の関与の度合いや、新制度への移行期間などの具体的な内容については明言を避けたことから、自民党側は慎重な構えを崩していません。
一方、自民党内では若手議員を中心とする改革加速議連が会合を開き、渡辺大臣に賛同して後押しする内容の提言を23日にもまとめ、発表する動きも出ています。(22日21:16)