6日のニューヨーク原油先物相場は、中東情勢の悪化に対する懸念から反発しました。
6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、取引の指標となるWTIの7月渡しが、前の日に比べ35セント高い1バレル=65ドル96セントで取引を終えました。
この日、EIA=アメリカ・エネルギー情報局が発表した在庫週報では、原油やガソリンの在庫が増加したことから、一時は売りに押されました。
しかし、その後、トルコがイラク北部のクルド人過激派を急襲するために軍を派遣したとの報道が伝わると、中東情勢の悪化による原油の供給不安に対する懸念が強まり、相場は一転、買いが優勢となりました。(07日10:32)