国内の工場で一時的な操業停止に追い込まれているトヨタ自動車は、操業停止する2日間について、賃金を2割カットする方針を固めました。 トヨタ自動車によりますと、2月と3月に国内12の工場で11日間操業停止しますが、そのうち2日間について、賃金を2割カットする方向で労働組合と交渉し、ほぼ合意したということです。対象となるのは、国内12の工場で勤務する期間従業員を含めたおよそ3万5000人です。 トヨタは今月も3日間操業停止していますが、これについては全額給与を補償する有給休暇扱いとしています。在庫を作らない生産方式をとるトヨタでも、急激な販売落ち込みで在庫は積みあがっており、生産体制の見直しが迫られています。(14日12:08)