北朝鮮のミサイル発射問題で、国連安保理で決議案の採択が難航していることについて、アメリカのクリントン国務長官は、「国連が北朝鮮に対し厳しい姿勢を示すことが重要だ」と述べました。 「(決議案の)文案を詰めるのは一晩で簡単には出来ません。しかし、国連で強い姿勢を示すのが重要な第一歩だという考えは変わりません」(クリントン国務長官) クリントン国務長官は、北朝鮮以外の6か国協議の参加国の外相と電話で協議して立場の調整を行っていることを明らかにしました。 さらに、「北朝鮮は、6か国協議を通じて獲得しようとしているものも、すべて失う危険性があることを知っておくべきだ」と述べ、国連に持ち込まれた場合、6か国協議での合意を無効にするとしている北朝鮮をけん制しました。(07日11:02)