4日午前、川崎市の市立中学校で中学1年の男子生徒が4階の教室の窓から転落し、死亡しました。男子生徒は、他の生徒と鬼ごっこをしていました。
「みんなギャーギャー騒いでいて、友達に『下に行こう』と言われて、『何で?』って聞いたら『誰かが落ちたって』。下に行ったら地面に血が・・・」(事故があった中学校の生徒)
4日午前9時頃、川崎市川崎区の市立川中島中学校で、中学1年の男子生徒(12)が4階の教室から地面に転落し、死亡しました。
事故が起きたのは1年生の4階の教室です。授業が始まってすぐ、男子生徒はほかの生徒たちと鬼ごっこをしていたということです。
警察の調べによりますと、ほかの生徒4、5人と鬼ごっこをしていた男子生徒は、逃げる際に机に飛び乗り、そのままバランスを崩して窓から転落したということです。窓は床からおよそ1.2メートルの高さにあり、換気のために開けられていました。
「1人、子供が亡くなっていますから、建物に関して(安全管理に)十分配慮が至らなかったと反省するばかりで」(室住倫子教頭)
担任の女性教諭は警察に対して、「プリントを配っていて、何が起きたか分からなかった」と説明しているということです。(04日16:57)