石油元売り各社は、来月からガソリンや灯油などの卸価格を、いずれも1リットルあたり7円程度引き上げます。このため、レギュラーガソリンの販売価格は、1リットルあたり155円を超える可能性も出てきました。
石油元売り最大手の新日本石油は、来月からガソリンや灯油などの石油製品の卸価格を6.7円引き上げると発表しました。原油価格の高騰に加え、これまで価格に転嫁していなかったコストを上乗せするということです。
また、昭和シェル石油とジャパンエナジーも、来月から石油製品の卸価格を7円引き上げることを決めていて、レギュラーガソリンの販売価格は、1リットルあたり155円を超える可能性が出てきました。
年末年始に向けて需要の増える灯油の販売価格も、18リットルあたり1700円を超える最高値となりそうです。(29日18:42)