8日から北京で再開した6か国協議に関連して、アメリカと北朝鮮が先月の直接協議の際に、核放棄に至るまでの双方の具体的な要求などを記した“議事録”を作成していたことが分かりました。
6か国協議関係筋によりますと、アメリカと北朝鮮は、先月半ばにドイツのベルリンで直接協議を行った際に、核放棄の初期段階から完全放棄に至るまでのプロセスについて、互いの要求を出し合い、それを記した議事録を作成したということです。
この文書はあくまでもメモ的な性格のもので、正式な合意事項ではありませんが、ヒル国務次官補は、これを持って議長国・中国をはじめ、関係各国に説明に回ったということで、協議ではこれを土台に、交渉が行われることになるとみられます。(08日19:34)