大阪の高校生ら4人が新型インフルエンザに感染した問題で、厚生労働省は、京都旅行のアメリカ人グループを含む5人は、感染の恐れがある「濃厚接触者」ではなかったと訂正するとともに、謝罪しました。これは、感染者の男子生徒が、機内で座席を移動していなかったことがわかったためです。 厚生労働省は、新型インフルエンザに感染した男子生徒ら4人の周囲に座っていた乗客を、感染の恐れがある「濃厚接触者」として、近くのホテルに留め置く停留措置をとっています。 また、感染者の男子生徒1人が機内で座席を移動していたとして、男子生徒の周囲にいてすでに入国した12人の乗客についても、外出を控えるよう要請していました。 このため12人のうち、京都を旅行する予定だったアメリカ人の大学生グループ4人はホテルに缶詰状態となり、京都市がお菓子を差し入れたり、英語版の源氏物語を送ったりするなどの対応をしていました。 ところが、厚生労働省によりますと、12日になって、この男子生徒が機内で座席を移動していなかったことがわかり、厚労省は13日朝、アメリカ人グループ4人を含む5人が、感染の恐れがある「濃厚接触者」ではなかったと訂正。「日常生活を制約して申し訳なかった」と謝罪しました。 アメリカ人グループ4人は13日朝、京都市の関係者から外出自粛要請が取り消されたことを告げられると、さっそく京都観光に出かけたということです。(13日12:32)
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