菅総理は、福島第一原発の周辺住民らが集団生活を送っている埼玉県加須市の避難所を訪れました。
「国会議員の人たちだって、こういう生活を２か月も続けてもらいたいと思います。私たちの気持ちをもっともっと考えてほしいと思ってるんです」（埼玉・加須市に避難している双葉町の住民）
「私も本当に責任を感じています」（菅直人総理大臣）
菅総理は、福島県を離れて埼玉県加須市の廃校となった校舎で避難生活を送る住民を激励に訪れました。
菅総理はまた、福島県双葉町の町長らとの会談で、東京電力が示した工程表に触れ、「予定どおり進めば、年明けには一定の安定状況になる。その時点で、どういう形で戻ってもらえるかどうか、モニタリングなどを含めて判断する」と述べました。
「本当にご苦労いただいているということが身に染みてわかりました。補償の問題、あるいは一時帰宅の問題もたくさん話が出ました。しっかりとした対応をしていきたい」（菅直人総理大臣）
およそ５時間にわたった避難所訪問の後、菅総理は「原発を早く正常な状況に戻し、住民ができるだけ元の生活に戻れるよう努力しなければならない」と強調しました。（04日21:42）
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