先月、倒産した企業の数は1200件を超え、去年の同じ時期に比べて13%以上増えました。
民間の信用調査会社、帝国データバンクによりますと、10月に倒産した企業の数は1231件で、去年の同じ月に比べて13.7%増えました。
1か月の倒産件数としては、統計の基準を変更した2005年4月以降で最も多く、負債総額も9790億円まで膨らみました。
建設・不動産業で大型倒産のあおりを受けた倒産が相次いだほか、中小企業の倒産が全ての業種で増えました。
また、金融危機の影響で中堅の生命保険会社、大和生命が2600億円余りの負債を抱えて破たんしたため、負債総額も高い水準となりました。(11日14:29)