香港の映画スター、ジャッキー・チェンさんが、文化活動の自由について聞かれた際、「中国人は管理された方がいい」などと発言し、波紋が広がっています。 「自由なのがいいのか、わからなくなってきました。自由すぎると、香港や台湾のように混乱状態が生まれます。我々中国人は管理されていた方がいいと、最近、思うようになりました」(ジャッキー・チェンさん) これは中国・海南省で開かれているボアオ・フォーラムで香港の映画スター、ジャッキー・チェンさんが発言したものです。 文化活動への規制や検閲について聞かれると、「自由すぎると、香港や台湾のように混乱してしまう」、「中国人は管理されているほうがいいと思う」など、秩序を維持するためには、自由の制限が必要だとの考えを示しました。 中国人ビジネスマンで埋めつくされた会場は、拍手喝采だったということですが、香港メディアは、「考え方が幼稚」、「自由の価値を理解していない」などと反発しています。 香港では、言論や表現の自由を求める声が根強く、これまでに数回、民主化を求める大きなデモ活動が行われています。(19日22:25)
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